家づくりで人気の土間リビングの魅力と注意点


汚れがあまり気にならない

スタイリッシュな雰囲気から、注文住宅を建てる際に土間リビングを希望する方が多いです。この土間リビングとは、床がコンクリートやタイルで覆われているリビングルームのことです。通常、リビングルームは素足でも歩ける仕様になっていますが、土間リビングでは土足で歩くことを前提としています。土間リビングの最大の魅力は、床面がコンクリートで覆われているので汚れが気にならない点です。もしも食べ物をこぼしたとしても、簡単にきれいに掃除ができますよ。また、汚れが気にならないので、小さい子ども、犬などのペットとも思う存分に遊ぶことができます。さらに、土間リビングのタイルは冷たい感触なので、夏場でも涼しく快適に過ごせるのも嬉しい点と言えるでしょう。

冬の時期は寒いのが難点

土間リビングは汚れが気にならないというメリットがありますが、実は難点もあります。それは、冬の時期は足元が冷えやすいという点です。冬場でも暖かく快適に過ごすためには、注文住宅全体を高断熱仕様にすることが大事ですよ。また、土間リビングに寒さ対策を導入する必要もあります。例えば、リビングの床にラグマットを敷くと、床からの冷たい空気を遮断することが可能です。その他にも、薪ストーブなどを導入するのもおすすめですよ。その他にも、土間リビングは土足となるので、他の室内との行き来が面倒に感じる恐れもあります。対策としては、外と室内への繋ぎとして活用できる間取りの配置にするといいですよ。

狭小住宅は、狭くて小さい土地に建てる住居を指し、都市部などによく見られます。コンパクトハウスと呼ばれることもあります。